Scar
Red
Line

Day1～Day5

グレムリンテイマー、アザミネ・トウハは廃工場で目覚め、
格納されていた錆だらけのグレムリンを奪取する。
空を駆けるうち悟るのはたった16時間で変貌した世界と、手にした巨大兵器の重み。

錆びたグレムリンと巡り合ったテイマーたちを導く謎の女の言葉、 幾度倒せども蘇る異様な敵機。
『世界の不具合』の存在を、アザミネは知る。

ふとしたことをきっかけにアザミネの脳裏によぎるのは、テイマーとなるべくして育てられた過去。
その記憶には、常に底知れぬ闇が纏わりついている。

手に入れたグレムリン、備わったテイマーとしての力。
それゆえに戦ってきたアザミネが、友との再会の果てにようやく得た戦う理由。
その決意を待たず続発する異常現象。世界は、軋みを上げながら終末へ向かう。

世界の終焉を現実的な可能性と受け取ったアザミネが挑むのは、自らを育てたスクールの真実。
そこで目にするもの、そして、世界の行く末は。